【空き家宿での避難経路、ちゃんと確保できていますか?】by佐渡マネージャー

2025.07.7

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空き家宿での避難経路、ちゃんと確保できていますか?

 

 

みなさん、こんにちは😊

 

古民家や空き家をリノベーションして宿泊施設にするケースが増えています。
木の温もりや歴史を感じられる宿はとても魅力的ですが、ひとつ大切なことを忘れていませんか?

それが、「避難経路の確保」です。
いざ災害や火災が起きたとき、宿泊者が安全に避難できるかどうかは、事前の準備にかかっています!

なぜ避難経路の整備が重要なのか?

空き家を宿にする際、こんな問題が潜んでいることがあります:

  • 廊下や階段が狭く、荷物や家具で塞がれている

  • 窓やドアが固く、非常時に開けにくい

  • 外への出口が1箇所しかなく、火元に塞がれるリスクがある

  • 夜間に真っ暗で、出口がわかりにくい

  • 避難先(敷地外の安全な場所)が明示されていない

これでは、万が一のときにゲストが混乱し、最悪の場合命の危険にさらされることも。
安全に避難できる導線があるかを、今一度見直してみましょう!

避難経路整備のポイント

1. 出口は複数確保する

宿の出入口は、可能であれば2方向以上確保します。
万が一、メインの玄関が火元や倒壊で使えなくなった場合に備え、裏口や窓からの退避ルートも検討しましょう。

2. 障害物を取り除く

廊下や階段、出入口付近に荷物や家具が置かれていないか確認します。
避難経路は「最低60cm以上の幅」を保ち、人がすれ違えるスペースが理想です。

3. 窓・ドアの開閉確認

古い木造の場合、湿気や歪みで窓やドアが固くなっていることも。
非常時に力を入れずに開けられるか、定期的に点検してください。

4. 照明・非常灯を設置

夜間の停電時でも、非常口や廊下が見えるよう、非常灯や蓄光テープ、懐中電灯を用意します。

5. 避難案内図の掲示

客室や共用部に、現在地から出口・避難場所までのルートを示した案内図を掲示しましょう。
ハザードマップや集合場所も併記すると安心感が高まります。

無人宿でも安心して避難できる工夫

 

無人運営の宿泊施設では、ゲストが自ら判断し行動しなければならない場面もあります。
次のような工夫をするとより安心です:

・LINEやメールで事前に避難経路の動画や地図を送信

・チェックイン時にタブレットや紙で案内

・QRコードでハザードマップや避難所情報を読み取れるようにする

・多言語(英語・中国語など)にも対応する

「いざという時はここから逃げればいい」という安心感が、宿の評価にもつながります。

地域との連携も大切に

避難先や避難所は、地域の自治体や消防が指定しています。
運営者も地域の防災訓練に参加し、どの場所が安全なのか、地域のルールを把握しておくとスムーズです。
また、宿泊者が参加できるイベントにするのも一つの方法です。

まとめ|避難経路は「見える安心」

宿泊者にとって、建物の雰囲気や清潔感はもちろん大事ですが、見えない安心感も同じくらい重要です。
避難経路の整備や案内がしっかりしている宿は、「安心して泊まれる宿」として選ばれる理由になります!

当宿では、古民家ならではの趣と落ち着きある空間を大切にしながら、安心・安全を提供しております!

少しでも気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
“安心とやすらぎ”が両立する、そんな空き家宿で、皆さまを心よりお待ちしております。

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〜佐渡の空き家を生まれ変わらせ一棟貸し古民家宿へ〜
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記事作成者

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