空き家の内覧で、私たちは何を見ているのか。
2026.06.29

アセット部マーケティングマネージャーの津坂が、取締役 CDO(Chief Development Officer)の宮前に共有したのは、外観とサッシが印象に残った物件でした。
「中を見てみたい」と、津坂は言いました。
現地に立たなければ分からないものがある。
宮前と津坂を含むメンバーで、内覧へ向かいました。
建物の状態だけでは、分からないこと
現地で最初に目に入るのは、建物の状態だけではありません。

古いサッシの向こうに入る光。
かつての使われ方を想像させる間取り。
少し不思議な建具や、思いがけず開ける景色。
周辺の道や店との距離感。
人が出入りしていた頃の気配。
次に何があるのか確かめたくて、気づけば足がどんどん奥へ進んでいく。
そういう建物に出会うと、言葉数が少なくなります。
ただ古い建物が残っている、というだけではない。
ここに人が集まったら、何が始まるだろう。
誰がこの場所を面白がるだろう。
建物を見ているうちに、そんな話が少しずつ増えていきました。
気づけば、使われ方の話になっている
「ここは、どんな人が使うだろう」
「この場所に来た人は、どんな時間を過ごすだろう」
「この町の中で、どんな役割を持てるだろう」
内覧では、建物を見ることと同時に、その先の使われ方も考えます。
もちろん、面白さだけでは進められません。

維持や改修にどれくらいの負担がかかるのか。
運営を誰が担うのか。
この場所で続けていくために、どんな仕組みが必要なのか。
現地に立つことで、可能性と同じくらい、現実も見えてきます。
「中を見てみたい」から始まる
「中を見てみたい」という感覚を、私たちは大事にしています。
数字や条件だけでは説明しきれないその感覚が、いつも最初の一歩になっています。
その感覚を確かめに、今日も現地へ向かいます。
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