【宿泊者がパニックにならないための災害時対応マニュアル作成術】by佐渡マネージャー

2025.07.10

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宿泊者がパニックにならないための災害時対応マニュアル作成術

 

 

みなさん、こんにちは😊

 

古民家や空き家を活用した宿は、その趣きや非日常感が大きな魅力です。
しかしその一方で、木造建築や老朽化した設備、初めて訪れる土地での宿泊など、宿泊者にとっては不安もつきものです。

特に、地震や火災などの災害が起きた時に、宿泊者がどう行動すればいいのか分からない状態になると、パニックが起こりやすくなります。

そこで大切なのが、宿泊者の行動を導くための災害時対応マニュアルです!
今回は、宿泊者が冷静に、安全に行動できるための「見やすく、分かりやすいマニュアル作成術」をご紹介します!

なぜマニュアルが必要なのか?

宿泊者は以下のような状況に置かれています:

・地元の避難所やルートを知らない

・建物の出口や非常口の位置を知らない

・災害時にどこに集合すればいいか分からない

・無人運営の場合、誰に連絡すればいいか分からない

この「知らない」という不安がパニックを招きます。
つまり、事前に情報をわかりやすく提供し、具体的な行動指針を示しておくことが重要です。

宿泊者向けマニュアル作成のポイント

1. リスクごとに分ける

火災、地震、洪水、停電…など、想定されるリスクごとに章立てします。
「火災のときはこうする」「地震のときはこうする」と分けると、理解しやすいです。

2. ステップを明確に

「まず何をするか」「次にどうするか」を箇条書きで書きます。

例:
地震が起きたら

・① その場で姿勢を低くし、頭を守る

・② 揺れが収まったら廊下へ出て避難

・③ 駐車場に集合する

3. イラストや地図を活用する

文章だけだと伝わりにくいので、避難経路や非常口はイラストや写真、矢印入りの地図で示します。

4. 多言語対応

外国人宿泊者のために、英語・中国語・韓国語など多言語でも用意します。

5. 配布方法を工夫する

・客室のドア裏や壁に掲示

・客室内のファイルに収納

・チェックイン時にLINEで送信

・QRコードでダウンロードできるようにする

宿泊者が手に取りやすい・目につきやすい形にするのがポイントです。

オススメの取り組み例

以下のようなオススメの取り組み例をご紹介します

✔️ 客室ごとに日本語・英語のマニュアル掲示
✔️ 部屋のドア裏に避難経路図を設置
✔️ LINE公式アカウントで動画付きマニュアルを送信
✔️ 集合場所の写真を地図と一緒に掲載
✔️ 災害時の緊急連絡先(24時間対応)を記載

こうした工夫で、お客様から「もしもの時も安心」というお声をいただくことができます!

無人運営でも安心できる仕組み

最近は無人チェックイン・セルフサービスの宿も増えていますが、無人だからこそ事前の情報提供が重要です。

・チェックイン時に動画で避難経路を案内

・災害時はLINEで自動メッセージを配信

・客室に緊急用の懐中電灯と防災マップを設置

宿泊者が迷わず行動できるよう「情報の見える化」を徹底しましょう。

まとめ|安心が宿の価値になる

災害はいつ、どこで起こるか分かりません。
だからこそ、事前に分かりやすいマニュアルを用意し、宿泊者が落ち着いて行動できる環境をつくることが大切です!

安心感は、宿の大切なブランド価値の一部です。
宿泊者が「ここなら大丈夫」と感じられる準備をしておきましょう。

当宿では、古民家ならではの趣と落ち着きある空間を大切にしながら、安心・安全を提供しております!

気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
“安心とやすらぎ”が両立する、そんな空き家宿で、皆さまを心よりお待ちしております。

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記事作成者

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