【空き家活用で宿を始める前に知っておきたい防災の基本】by営業部長

2025.06.25

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空き家活用で宿を始める前に知っておきたい防災の基本

 

 

みなさん、こんにちは😊

 

「空き家を宿泊施設として活用したい」――そんな思いでリノベーションを進めている方も多いのではないでしょうか?
地域に眠る空き家を再生し、宿として生まれ変わらせることは、地方創生にとっても非常に価値ある取り組みです。

しかし、見落とされがちなのが「防災対策」。
特に古い木造建築や無人運営の宿では、防災意識の有無が「安全性」だけでなく、「信頼性」「宿のブランド価値」にも大きな影響を与えます。

この記事では、空き家を宿として活用する前に絶対に知っておきたい防災の基本について解説します!

1. 空き家宿泊施設が抱える防災リスク


空き家には次のような防災リスクが潜んでいます:

  • 耐震性能が不足している(1981年以前の建築は要注意)

  • 火災報知器が未設置または機能していない

  • 老朽化による漏電やガス漏れのリスク

  • 災害時の避難経路が不明確

  • 管理者が常駐していないため、災害時の初動が遅れる

特にゲストが泊まる場所である以上、「事故が起きないこと」だけでなく「もし起きた時に備える体制」が必要です。

2. 最低限の防災対策チェックリスト

 

宿泊施設として稼働する前に、最低限整備すべき防災対策は以下のとおりです:

  • ✅ 火災報知器(各寝室・キッチン)の設置と点検

  • ✅ 消火器(1階ごとに1本以上)の設置

  • 非常灯/懐中電灯の用意と説明

  • 避難経路図・非常口案内を各部屋に掲示

  • ハザードマップの共有(冊子またはLINEメッセージ)

  • 非常用持ち出し袋・水・食料のストック(3人分 × 1日分目安)

  • LINE等による緊急連絡手段の明記(無人施設では特に重要)

 

3. 防災が“信頼”になる時代

 

「安心して泊まれる宿かどうか」は、口コミやリピート率に直結します。
特に無人チェックインの施設では、宿泊者が“自分で判断する場面”が増えるため、事前の防災情報共有が欠かせません。

例えば:

  • LINE自動応答で災害発生時の避難先を送る

  • チェックイン案内に「避難時の集合場所」を含める

  • Google Mapリンクで近隣の避難所を案内する

など、小さな工夫が大きな安心感に繋がります。

4. 地域防災との連携も大切に

 

地域との関係性が近い空き家宿だからこそ、地元の防災訓練や避難ルールにも参加・連携しておくことが大切です。

  • 地元の消防団と情報交換をする

  • 地域の自主防災会に宿として加入する

  • 宿泊者向けに“地域の一員”としての行動を促す

こうした姿勢は、災害時だけでなく平時の信頼構築にも繋がります。

まとめ|防災は、宿の「安心」という価値を支える

 

空き家を再生した宿は、地域の景観や文化を残す貴重な存在です。
そこに宿泊者を迎え入れるということは、同時に“命”を預かるという責任でもあります。

ぼく自身、防災対策は「義務」だけでなく、「選ばれる宿」になるための大切な要素だと思っています!

皆さまのお越しをお待ちしております!

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記事作成者

空き家地方創生staff